Q2-03:住所と登記の関係

Q:住所は、登記にどのように関係しますか?

A:所有権として、氏名はもとより、住所が登記されます。 住所は、登記申請時の住所を登記し、そのために住民票を提出します。 甲地から乙地に住所移転しており、登記申請時は乙地に住所にあるにもかかわらず、住所が甲地として登記をすると、あとで面倒なことになります(登記申請時に古い住民票を提出することによって、こうったことが生じます。 登記取得のあと、さらに住所が移転した場合、その都度、住所移転登記(登記名義人表示変更登記)をすることは理想です。しかし、さらに住所移転する場合もありえるので、その都度住所変更登記をしない人は多いです。  売却の際、古い住所から、新しい住所に変更登記をしないと売却の登記はできません。登記取得のあと、たとえば住所が5回ほど変更された場合(A・B・C・Dと移転した場合)、AからBに直接変更登記をすればよく、B・Cの中間をいちいち登記する必要はありません。